五感で本を読むってどういうこと?
五感で本を読むってどういうこと?
私たちは「読む」という行為を、文字情報だけに閉じ込めてしまいがちです。でも、本はもっと感覚的な存在。見た目の美しさ、ページをめくる音、紙の手ざわり、香り、そしてそれに合う飲みもの──五感すべてで本を味わうことができたなら、それはもっと豊かで深い体験になるはずです。
山田書店では、「視・聴・触・嗅・味」の五感をテーマに、それぞれの感覚に寄り添った本棚と空間を用意しました。本の装丁に心を奪われる時間、静かに流れる音楽とともにページをめくる喜び、紙の質感を確かめる展示、記憶を呼び起こす本の香り、そして物語に合うドリンクを味わう瞬間──それぞれが読書の新しい扉になります。
読書は知識を得るためだけでなく、自分の感覚をひらく贅沢な行為でもあります。五感で読むと、いつもの1冊も、ちょっと違って見えてくるかもしれません。
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